アメリカザリガニ
 あまりにも有名な水生生物です。しかし、水質階級Wたいへん汚い水の指標生物(水の汚れの目安になる生き物)でもあります。

 上倉用悪水をはじめ周りの水路には、たくさんいます。もともとはウシガエルのエサとして輸入飼育していたものが、野生化したという外来生物です。
 何でも食べます。秋と春に産卵して、増えていくようです。上倉では秋の繁殖が観察されています。
 この生き物が入ってきた時期と、それまでに住んでいたタガメやゲンゴロウの仲間が減少してしまった時期が重なり、いろいろな観察から在来の生物の減少・絶滅に関係があるといわれています。

 穴を掘って生活するために、なかなか完全に駆除することが難しい生き物でもあります。

エビ・カニのなかま