別郷廃寺
超巨大!!別郷廃寺★
どうぞごゆっくりご覧ください
 現在の別郷町の中に約100m四方にわたっ
て存在していたと考えられています。別郷廃
寺の痕跡(こんせき)は、近くにある市杵島姫
神社に礎石が一つ運びこまれていますが、
風化の激しい花崗岩(かこうがん)でへいたん
面に経63cmの突出した柱座が残っているの
みです。
(別郷神社とも呼ばれています)
市杵島姫神社
歴史
市杵島姫神社の
 時期は、奈良時代〜平
安時代です。しかし、南
北朝時代(なんぼくちょう
じだい)から(かまくら時
代〜むろまち時代の間)に
焼けてなくなってしまいま
した。
 本殿(ほんでん)には、たく
さんの布目瓦(ぬのめがわ
ら)と六葉素弁文軒丸瓦(ろ
くようそべんもんのきまるか
わら)や山茶碗(やまちゃわ
ん)などの破片があります。
 別郷廃寺は、白鳳時代(は
くほうじだい)1300年ほど
前に行基(ぎょうき)という人
がたてました。
市杵島姫神社本殿
感想
 千塚古墳から、南に約500m、台地の南はし
一杵島姫神社の裏に古瓦(ふるかわら)が出
土(しゅつど)する場所があります。そこが別郷
廃寺跡と呼ばれるようになったのは、今から54
年前のことです(1953年)のことです。それま
で、そこが古代寺院跡(こだいじいんあと)だっ
たことにだれも気づかなかったそうです。です
が、この年に軒丸瓦(のきまるかわら)が見つ
かりさらに市杵島姫神社の境内、本殿の横に
礎石が置かれているのがわかりました。そのこ
とによってここが白鳳時代古代寺院跡(あすか
じだいこだいじいんあと)であることが明らかに
なったそうです。
 小さいときから、当たり前のように家の近くにあった遺せきを調べると今まで聞いたことがな
いことがたくさんありました。
 自分の知っていることは、少ししかなくておどろきました。