山崎 城跡
○遺構等 土塁、空堀              
○現状 神明社(公園付き)、竹やぶ、道、家 
○築城年 1547年                
○築城者 松平 信孝              
○歴代城主 松平 信孝 
○所在地 愛知県安城市山崎町
○形式 平城
歴史
 山崎城は、安城合戦においてとても重要な城だった。というのは、山崎城跡から東
をみるとよくわかる。東には田が続いていて、その先には岡崎城がある。山崎城の位
置は、とても見晴らしがよく、岡崎城の松平氏が織田氏の守る安洋城をせめた場
合、どのくらいの軍隊がどのようにせめるのか一目でわかります。このため山崎城
は、とても重要な城だった。
 山崎城は1547年、松平広忠にそむき織田信秀にしたがった松平信孝によって築
かれた。松平信孝は、この山崎城1547年打って出て、岡崎の渡河原という矢作河
原で戦い、岡崎城をおびやかした。また次の年、信孝は織田氏が岡崎小豆坂で敗北
した後、自力で岡崎をせめようと出兵し明大寺合戦で敗北し討死した。
 この後、織田氏の武将が守っていたが、1549年松平広忠が殺され今川義元が安
洋城にせめた。そのとき(3月19日)今川氏の作戦により、山崎城は落城した。
感想
 城跡の中には、公園があって、遊んだりできます。空堀が
高かった。いい形で残っていたのでびっくりした。
意味説明                
遺構・・・昔のもので今も残っているもの
土塁・・・土を盛り上げて作ったいわゆるかべ
空堀・・・水のない堀
道案内
 国道1号「安城街道入口」信号を西へと県道47号へ入ります。2.8qほど、
西へ進むと「別郷町」の信号があります。この信号を通り過ぎ、2本目の路地を
左折すると右手(西)に安城東部小学校があります。
 そのまま300m程南下すると左手に神明社があります。この付近一帯が、城
跡です。