子どもたちも先生たちも学び合い〜PDCAサイクル〜

 本校のめざず「学び合い」は、「言い合い」でも「教え合い」でも「話し合い」でもありません。「聴き合い」です。すでに自分が認められている教室では、声高に主張する必要はありません。お互いの考えを共感的に聴き合い、学び合うことができます。
学びの風景2010〜2011

学びの風景 29  12月3日(水) 「じっと耳をすませていた」ときのチロの気持ちを劇にして考えよう 《1年2組国語》
同じ叙述から自分と違う意見が出た時は、友達の考えと比べて聴き合いました
じっと耳を澄ませていたチロの気持ちを劇にして考えます 山の向こうのおばあちゃんに届く声で呼びかけます

学びの風景 28  11月29日(土) 「じっと耳をすませていた」ときのチロの気持ちを考えよう 《1年1組国語》
授業の初めには、第4場面で木に登って大きな声で呼びかけたチロになって役割読みをしました
グループでの話し合いを取り入れて、チロの気持ちをより深く考えていきました

学びの風景 27  11月27日(木) 指導員計画訪問 お年寄りや身体の不自由な人のために《3年3組総合》
車いすを利用している人にどうしたらうれしい気持ちになってもらえるか、聴き合いで考えを深めてきます
「大変そうなら助ける」ってどういうことか教えてください 教師が「立ち止まり」を促します
車いすを利用している人たちの生の声を聞かせてもらいました
「一人でできないときに、かわりに助けてくれるのが一番うれしいね。」
代表児童がロールプレイをして「初めてだと声をかけるタイミングが分からないな」と新たな学びがありました
「うまくいかないのはなぜだ?」この思いが一番大切、そこがチャンス。協同で問題解決を、と指導員の先生
手助けしようかどうしようか、子どもたちの判断が分かれるところで教師が出ては、と協議も深まりました

学びの風景 26  11月27日(木) ミニファイスカードで主人公チロの気持ちを表して‥‥《1年4組国語》
チロの気持ちがおばあさんにちゃんと届いたのか、聴き合いで深めていきます
聴き合いが行き詰まった時には4人グループで考えを出し合いました

学びの風景 25  11月25日(火) 車いすの人にとってうれしいことを聴き合おう 《3年4組総合》
「ぜんぶやってあげる」ことが車いすの人にとってうれしいことなのか、聴き合いで深めます
車いすの先生をロールプレイでお助けします どんな時に手助けしたらいいのかな

学びの風景 24  11月25日(火) チロの気持ちを考えよう〜おとうとねずみチロ〜 《1年3組国語》
1年生も聴き合いに挑戦です 友達に意見に「なるほど」や「つけたし」をしていきます
「チロの気持ちがおばあちゃんに届いているか」グループで意見を聴き合う時間も設けました

学びの風景 23  11月21日(金) 車いすの人はどうしてもらうとうれしいのかな? 《3年2組総合》
全体でお互いの考えを聴き合います 自分たちの実体験をもとに聴き合っていきます
車いすを利用している人のインタビューやロールプレイを通して考えを深めていきます

学びの風景 22  11月19日(水) わたしたちにできること〜お年寄りや身体の不自由な人のために 《3年1組総合》
「車いすを利用する人にどんなことをすると喜んでもらえるか」の聴き合いをしました
福祉体験や福祉体験伝達会で体験したことをもとにしながら、お互いの考えを深めました

学びの風景 21 10月27日(月) 指導員計画訪問 水はどのように温まるのだろうか 《4年3組理科》
水の温まり方について全員の考えを掲示して、予想を聴き合いました つけたしやなるほどがたくさん出ました
いよいよ実験です 試験管内の上下にウズラの卵を置き、下の卵の上辺りを熱します
「見えないものを見る」つもりで水の動きや泡の動きを注意深く見て記録係が記録していきます
6分間温めた後、ウズラの卵を水で冷やし、二つに割って中身の状態を確認しました
どの班も上の卵が固まりました どの子の予想も見事に違って、「なぜ?」と追究が始まりました
子どもたちの追究の様子を授業後の研究協議会で熱心に話し合いました
「熱は伝わるのか、動くものなのか」指導員の先生から理科的な視点の大切さを学びました

学びの風景 20 10月20日(月) 水はどのように温まるのだろうか 《4年4組理科》
モデル図に使用する色を温度別に統一したり、あたたまる順番に場所を記入したりして分かりやすく説明しました
いつも実験はわくわくします ほとんどの人が下からあたたまると考えましたが、事実はいかに?

学びの風景 19 10月15日(水) 食料生産と私たち このまま輸入が増え続けてよいか 《5年3組社会科》
「外国産は安いから輸入は増え続けてよいと思う」「適度に減らして自給率を上げるべき」 丁々発止の聴き合い
「自動車を売って食料を輸入すればいい」 「日本の農家を大切にすべきだ」 私の思う適正な自給率は?
大人でも解決が難しいいろいろな問題が出てきました 授業の振り返りを板書を参考に記入しました

学びの風景 18 10月10日(金) 卵料理から考えよう もののあたたまり方 《4年2組理科》
それぞれの予想を掲示して、聴き合いをしながら、考えを深めていきます
試験管の上と下に設置したウズラの卵をあたためます さて、この結果に子どもたちの反応は?

学びの風景 17 10月10日(金) このまま輸入が増え続けていってよいのだろうか 《5年2組社会科》
事前の一人調べをもとに聴き合いを行いました ビデオも参考にして中国からの輸入についても考えました 
外国の作物が安全か心配、値段は安い方がいい、干ばつになって輸入できなくなるなど、いろいろな意見が出ました

学びの風景 16 10月8日(水) えがおいっぱい カフェにじ レシピを伝えてパウンドケーキ作り 《うめ・ふじ3組》
ふじ3組の子たちが考えたパウンドケーキのレシピをうめ組の子たちに伝えます
振り返りで自分の姿をビデオで見て目標が達成できた子もいれば、もっとがんばろうという子もいました
ひとつひとつお手本を見せてやさしく教えている姿がありました

学びの風景 15 10月7日(火) 水はどのようにあたたまるのだろう 《4年1組理科》
試験管に入れた上下ふたつのウズラの卵を下からアルコールランプであたためます
あたたまっていく水の様子と卵をじっと観察します 固まるのは上の卵か?下の卵か?
試験管から二つの卵を取り出しました さて、見事に固まっていたのはどちらの卵?何でかな?

学びの風景 14 10月6日(月) 日本の食料生産にかかわる問題点を明確にして聴き合いをしよう 《5年4組社会》
中国の大干ばつのニュースをもとに、ピーナツの収穫が大きく落ちこむと日本にも大きな影響が‥‥
ペアで意見交換をして考えを深めます 他の人にはない視点で意見を言うことができました

学びの風景 13 10月3日(金) 日本はこれから食料をどのように手に入れていけばよいか 《5年1組社会》
輸入か自給か、自分の立場を赤白帽子を使って周りの人にもはっきりさせて聴き合いをしました
自分の考えがどちらとも悩んでしまったときには帽子をとります 食糧問題の難しさを感じています

学びの風景 12   10月2日(木) ふじ・うめ組が、えがおいっぱいの「カフェにじ」を開きました
「えがお・相手の目を見る・大きな声で」というめあてを立てて接客しました
お客さんと会話をして、お水を出したり、注文をとったり、料理や飲み物を出したりしました

学びの風景 11   8月19日(月) パソコンの講師を招いて研修会を行いました
ホームページ作成のソフトを使って、ホームページをより充実するための方法を学びました

学びの風景 10   7月4日(金) がまくんがかえるくんを「親友」と思っているわけは? 2年生国語「お手紙」
「これでお手紙が届いて本当ってことがわかるよ。」「二人とも幸せな気持ちになってよかった。」聴き合いが深まります
がまくんがかえるくんを「親友」と思っているのは、どこからわかるかな?
他学年の先生たちにもたくさん見に来てもらいました 子どもたちはいつも以上にがんばりました
「私もがまくんやかえるくんのように親友といえる友達になりたい。」と自分に引き寄せて考えました

学びの風景 9   6月27日(金) 視覚的に訴える板書にして子どもたちの考えを支えよう 2年生国語「お手紙」
聴き合いの言葉を教師もよく聴き、子どもたちの発言を端的にまとめていきます 
色を使った模造紙やがまくんとかえるくんの顔を使って文章の読み取りを確かにします

学びの風景 8   6月23日(月) 「二人とも幸せな気分で……」を読み取ろう 2年生国語「お手紙」
かえるくんはがまくんを親友だといっているけれど、がまくんはかえるくんを親友と思っているのかな?
最初の絵と最後の絵でかえるくんとがまくんの違いに気づいた人はいませんか?

学びの風景 7   6月18日(木) 場面に気をつけて読もう 「お手紙」 2年生国語の授業研究が始まりました
「かえるくん」と「がまくん」になって音読しながら二人の気持ちを考えたよ なるほどやつけたしがいっぱいできたよ 
おたずねをしてかえるくんの気持ちを深く追究しました 学びの足跡を参考にするといいよ

学びの風景 6   6月13日(金)  教育委員会の先生方に作野小の授業を見ていただきました
1年4組道徳「わたしのあさがお」 1年3組生活「みんななかよし」
1年2組国語「くまのこの きもちを かんがえよう〜かいがら〜」
1年1組算数「いろいろなかたち」 2年4組道徳「たびにでて」
2年3組国語「お手紙」 2年2組生活「雨に日の過ごし方を考えよう」
2年1組音楽「ドレミであそぼう」 3年4組学活「つながるいのち」
3年3組総合「わたしたちにできること」 3年2組算数「みんなで話しあいましょう」
3年1組国語「ほけんだよりを読みくらべよう」 3年2組算数「みんなで話しあいましょう」
4年4組社会「火事からくらしを守る」 けやき教室 算数「おかいものごっこをしよう」
4年3組理科「とじこめた空気と水」 4年1組図工「ぎゅうぎゅうにつめこむと」
6年4組音楽「いろいろなひびきを味わおう」 6年1組外国語「When is your birthday?」
5年3組家庭科「家族にゆで野菜サラダを作ろう」 5年1組算数「式を深くよみ取ってみよう」
5年2組社会「沖縄の人々の工夫」 5年4組国語「新聞記事を読みくらべよう」
4年2組算数「式と計算の順序」 6年3組体育「マットの達人になろう」
うめ組国語「クイズショーをしよう」 ふじ3組国語「私はどこにいるでしょう」
ふじ2組算数「はかってつくろうおいしいクッキー」 ふじ1組算数「チラシを使って買い物をしよう」
6年2組社会「武士の世の中へ」 教師全員で授業参観をして研究協議会をもちました
「源頼朝は義経を討つ必要があったのだろうか」本日の聴き合いの授業が始まりました
弟を討ってまで、頼朝が目指したことは何だろう? 聴き合いが深まります
弟のことを特別扱いせずに、ご恩と奉公の主従関係をつくるために、やっぱり義経を討つ必要があったと思う
「このあと頼朝が目指していたことが実現できたのかとても気になります」 次の課題だね
6年2組の授業を参観して、研究協議会が活発に行われました
教師の出について、もっとこうした方がよかったんじゃないかなど、学び合いをしました

学びの風景 5   6月10日(火)  今年から作野小学校にみえた先生が挑戦です  6年生社会
腰越状や下知状をひもときながら、頼朝と義経の気持ちに迫ります
学びの足跡や聴き合い、少人数での意見交換で自分の考えを深めていきます

学びの風景 4   6月5日(木)  PDCAサイクルで若い先生が挑戦です  6年生社会
「源頼朝は義経を討つ必要があったのか」という学習課題で聴き合いをしました
必要であったという意見が多い中、必要ではなかったという意見も出され、白熱した聴き合いになりました

学びの風景 3   5月30日(金)  今日はさらに突っ込んだ聴き合いをしました  6年生社会
最初にこれまでの一人学びを振り返り、今日の聴き合いの自分の立場をはっきりさせます
源頼朝が義経を討ったことについて、「ひどい」と思うか「仕方がない」と思うか「私はみんなの立場を赤白帽子で知りたいです」
「初めは仕方がないと思っていたけれど、迷っています。頼朝は義経が目立つことが気に入らなかったのかな。」

学びの風景 2   5月28日(水)  今日の学習課題を資料を根拠に聴き合おう  6年生社会
「源頼朝が義経を討ったのはなぜだろう」 子どもたちは自分が見つけた資料を根拠に聴き合い、追究します 
「まとめてみると…」子どもの中から聴き合いの学びの技が生まれました 授業の参観を依頼した先生も真剣です

学びの風景 1   5月22日(木)  作野小学校の「聴き合い」の授業を提案します 5年生国語 
「なぜ、ガヤガヤの町は世界でいちばん静かな町になったのだろう?」資料に戻りながら考えを聞き合います
「隣の人と話し合ってごらん」「続けて……」 つけたしやなるほどを引き出す言葉を教師は伝えます
授業のあとの研究協議会では、子どもの発言や様子、教師の発問の意図について意見交換をしました