カメ類の見分け方 写真にカーソルをのせてください。説明が表示されます。
 
 ここは、梨の里小学校の学区で見られる、または見られそうなカメ類を見分け方を紹介します。ミシシッピアカミミガメ、クサガメ(ヌマガメ科)、ニホンスッポンを示します。

 ミシシッピアカミミガメ
 頭部後方の両側に目立つ赤い斑点があります。この点で他のカメ類とはすぐに見分けがつきます。他にも頭部や足に黄色のスジが目立つこと、腹側が黄色であることで、他のカメから区別できます。

 クサガメ
 甲羅にスジ(稜)があることで、他のカメ類から区別できます。また首の側面に黄色のスジがあることも特徴です。しかしながら、イシガメとの交雑によって、そうした特徴がはっきりしない個体もあります。老熟すると、全体に黒っぽくなり、模様もわからなくなります。

 ニホンスッポン
 甲羅が柔らかく、先の2種のように亀甲模様がありません。腹側も白く、鼻先がとがったように飛び出しているのも,この種類の特徴です。

 この他に日本固有種のイシガメ(準絶滅危惧(NT))が見つかる可能性があります。カメ類は、ワニガメやカミツキガメなど、しばしばペットとして飼育されていたものが、野外に逃がされて野生化したものが話題になります。