6月4日(水)

たつみ麺店見学(4年)

のばした麺は一本で200mあるそうです。
思わず「学校のトラック一周分だね」と
いった子がいました。長いねえ。

 4年生は総合的な学習の時間に「和泉そうめん」について学習をしています。
 これまでにインターネットや資料を使って調べ学習をし、分かったことと疑問点を話し合ってきました。
調べて分かったことや疑問点を自分たちなりに考えたことが実際はどのようになっているのか、自分たち
の目で確かめるため、見学をさせていただくことにしました。

←途中で切れてしまった麺をさわらせて
いただきました。のびるね。ゴムみたい。

外に出して乾燥させます。麺がかけられているものを「はた」というそうです。
天日で干すことで色、味がよく仕上がるそうです。
次々工場の中から運ばれてきました。

敷地に入ってびっくり。→
麺が干してありました。
壮観です。

わたしたちの地元の味、和泉そうめんをどうやって守っていったらよいか、これから学習を続けます。
見学させてくださってありがとうございました。

←たつみ麺店は学校の目の前です。
でも、今までに中に入ったことは
ありませんでした。

作業に区切りのついた社長さんも
説明に加わってくださいました。→

会長さんがみんなの質問に答えてくださいました。
小麦粉に塩水をまぜるのは、粘りを強くしてのばした時に切れなくするためなのだそうです。
たつみ麺店では15人くらいの人で、一日に3000人分のそうめんを作っているそうです。
朝は早く、3時からの作業だそうです。おいしい麺を作るためだそうです。
昔は夕方の湿った風に当てていましたが、いまはコンピューター制御で人工的に霧を吹くそうです。

昔からの手作りの味を、現代の技術も使って守っているんだね。
色々なことが分かりました。

ねかせた生地は竹の棒にかけ、ゆっくり
のばします。今は機械でしているそうです。

奥の四角い機械で小麦粉と塩水をこねます。こねたら手前の木の箱「やすめ」で生地をねかせます。

70%くらい乾いたら、室内に戻すそうです。
乾きすぎるとひび割れてしまうそうです。
乾き具合は手で触れば分かるのだそうです!