11月28日(木)

授業後、先生たちは今日の授業について話し合いました。
そして、最後に講師の先生から、授業で大切なことを教え
ていただきました。

4年1組理科「物の温度と体積」

授業の腕をみがこう

5年2組理科「もののとけ方」

研究協議会

「はい、ここにあった空気が下がったと思います」

注射器の中に空気を閉じ込めて、空気を温めたり冷やしたりするとどうなるでしょう?
今日の実験では、注射器を氷水の中に入れると、注射器のピストンが中の方に動き
ました。さて、どうしてピストンがうごいたのでしょうか?子どもたちは、「注射器の中の
空気が縮んだのではないか?」「いや、空気は冷やすと下に下がるからだよ」など
いろいろ考え始めました。

私たちは、子どもたちに分かりやすい、楽しい授業をしたいと考えています。そのために、
研究授業を行い、お互いの授業を見合って話し合う取り組みをしています。普段は校内の
先生たちだけで行っていますが、今日は、筑波大学附属小学校から理科教育のスペシャリ
ストの先生をお招きして授業研究会を行いました。

砂糖を水に溶かすと、砂糖の水溶液ができます。砂糖は溶けてすっかり見えなくなって
しまいますが、はたして水溶液の重さはどうなったでしょう?予想・実験・考察を通して
水溶液の性質を考えます。

先生たちは一生懸命見比べて観察しました
「さて、それを今度は本物のカブトムシと見比べてみましょう。頭、むね、はらはどうなっていたでしょう」        
「ぼくは、空気がちぢんだからだと思います」
「ピストンが下がりました。 どうしてでしょう?」
「では、入れてみます」   みんな興味津々です。
「はい、ピストンは下がると思います」
注射器を氷水に入れると、ピストンはどうなるでしょう?
実験結果を書き込んでいきます

実験の方法を確認します。さて、ゴムを何センチに伸ばしたらいいか、予想しましょう。

3年3組理科「風やゴムのはたらきをしらべよう」

みごと、10点ゾーンに入りました!

1回目の結果を記録して、2回目は何センチにするか考えます

こんなふうに実際に自分でやってみると、興味をもって
観察できるし、どこを見たらいいかわかってきますね。
空気は冷やすと体積が小さくなりますね。
みんなで実験です。「横にしてもピストンは動くのかな?」
わかったことをワークシートにまとめます
さて、この実験結果からどんなことがわかるでしょう
「さあ、ラストチャンス!目盛りをしっかり見てね。」
「やった!10点だよ!」

ゴムを伸ばすと、元にもどろうとする力で車を動かすことができます。ゴムをどれくらい
伸ばしたら車を目標の10点ゾーンに入れることができるか、子どもたちは予想・実験
・考察を繰り返し、高得点をねらいます。

さあ、いよいよ実験です。10点ゾーンにはいるかな?

講師の先生のお話は具体的でわかりやすく、
とても勉強になりました。
先生たちはみんな、これからもっと良い授業が
できるようにしていきたいと思いました。
それを確かめる方法は…注射器を横にして入れてみる?
「先生方、3色の紙粘土で、頭、むね、はらがわかるようにカブトムシを作ってみてください」
「砂糖の重さは…、それから水の重さは…、それで水溶液の重さは…
では、実験で確かめてみましょう
「はい、重さは変わらないと思います」「はい、砂糖を入れたので重くなると思います」
水に砂糖を溶かすと、水溶液の重さはどうなるでしょう?
「先生、ぼくは2回とも10点だよ」
みんな次々に10点ゾーンに入れていきます。