2月23日(水)

伝統として受け継がれる歌声

 丈山小学校では、朝の会や歌声週間で歌う今月の歌を大事にしています。きれいな声で、気持ちを込めて、大きな口を開けて、よい姿勢で、などめあてを決めて練習しています。中でも、丈山小学校の自慢は、上級生が「歌声の出前」をして、今月の歌を一緒に歌ったり、二部合唱をきかせたり、きれいな声を出すために気をつけることなどを教える活動をしていることです。下級生は、6年生の美しい歌声に聞きほれます。そして、「自分もあのようにきれいな声で歌いたい。」とあこがれと目標をもちます。この活動が、毎年毎年下級生達に受け継がれています。今日は、6年生が、2年生と3年生の学級を訪れ、一緒に歌いました。

6年生の歌声委員の話を、6年生が3年生の机のそばで聞きます。

 3年生と6年生が向かい合って今月の歌「通学路」という歌を歌いました。6年生のお姉さんの口の大きさ、表情をまねします。真剣なまなざし、ちょっと緊張した表情がいいですね。

2年生と6年生が一緒にうたいます。

 こちらは、少し前の今月の歌、「ときをこえて」をうたいました。

いい顔で歌っていますね。

歌い終わった後、6年生が2年生にアドバイスしました。お兄さんお姉さんにほめてもらいました。口に指が4本入るくらいの気持ちで開けるといいよとやさしく教えてくれました。2年生の嬉しそうな顔が、歌声の伝統をしっかり受け継ぐ決意のあらわれにみえました。