2月17日(水)

防犯訓練
不審者が学校に入ってきたら・・・

今日は、学校に不審者が入ってきて、刃物を振り回したという想定で、防犯訓練を行いました。昨年度も同じ想定で訓練を行っていましたが、今回は、警察の生活安全課の方と市役所の市民安全課の方の協力を得て、実際に不審者役をしていただき、そのときの教師と児童の対応の仕方の訓練を行いました。

不審者をスクールヘルパーさんが発見。携帯電話で知らせようとしますが、刃物で威されたり、邪魔をされたりして、なかなか連絡できません。

教師が駆けつけましたが、刃物で威され、手出しができません。

もし、本番だったらもっと、通報することが困難なんだということがわかりました。

さすまたをもって、対抗します。「訓練だと分かっているのに、どきどきしました。」

不審者をさすまたで子どもたちに近づかないようにさせます。遠くで、1年生が避難しています。「急いで、急いで」先生が必死で誘導します。

子どもたちを避難させた先生たちが、さす股や棒を持って、助っ人にやってきました。やっと、不審者を取り押さえることがでlきました。
でも、こうするまでに、何回も刺されてしまいました。実際にやってみると、不審者を取り押さえることの難しさがわかりました。

訓練が終わった後、警察の方と市役所の方からご批評とご指導を受けました。不審者発見から取り押さえるまで、時間にして3分20秒ほどでしたが、長い時間に感じました。

訓練の後、全校児童が体育館に集まり、不審者に連れ去られないためにはどうすればよいか、校長先生と警察の方からお話を聞きました。

大きな声で「助けて」という練習です。1年生が大きな声で応えます。

手を広げてさわらないくらいの距離をとります。そうすれば、すばやく逃げることができますね。

放課に先生たちは、職員室でさすまたの使い方を学びました。

今日は、不審者が侵入したときの避難のさせ方、不審者への対応の仕方、子どもたちへの「もし、不審者に遭遇したらどのように逃げるか」「不審者にねらわれないために」、先生たちには、さすまたの使い方など、わかりやすく教えていただきました。臨場感あふれる訓練で、先生たちにはよい研修の場となりました。警察署と市役所、スクールガードリーダー、スクールヘルパーさんのご協力に感謝します。ありがとうございました。