9月8日(火)

下水道出前講座
衣浦東部流域下水道の方に教えていただきました

はじめは、プロジェクターで写真やデータを示しながら、わたしたちのくらしと下水道、私たちが流した下水のゆくえなどを説明していただきました。

処理される前の下水と微生物が活躍している処理途中の下水、処理した後の下水など、実物を見せながら説明してくださるので、よくわかります。処理した後の下水は、水道水と見違えるほどきれいになっていました。

顕微鏡を使って、バクテリアの動きを見せてくれました。このバクテリアが、汚泥を食べて浄化してくれるのですね。手元の資料を見ながら、プロジェクターに映し出される映像に、「あ、クマムシだ。」と興味しんしんでした。実際に動いている微生物、その動きに見入ってしまいました。

j下水を処理した後、そこからでるゴミは、有機肥料になります。かためて、ブロックになります。工場でセメントに加工されます。無駄なく再利用されるのですね。

これは1000倍に薄めた牛乳です。1000倍に薄めてあっても、水の汚れとしては、どれくらいの汚れになるのか、パックテストをしました。

パックテストでは、20〜50ppmでした。もし、1000倍にうすめずにそのままなら、20000ppmにもなるということですね。牛乳、みそ汁、ラーメンのつゆなど、ついうっかり流しに捨ててしまうと水が汚れてしまうことがわかりました。、

下水道についていろいろなことを教えていただきました。下水道の仕組み、水質を守るために私たちができること、目に見えない微生物の働きなど、わかりやすく説明してくださった講師の先生方、ありがとうございました。