2月2日(火)

4年社会科
伝統産業 和泉手延べうどん・そうめん

4年生は社会科で地域に伝わる伝統産業について学習します。丈山小学校の学区は、手延べうどん・そうめん作りが盛んです。今日は、学校の前の「たつみ麺店」さんの工場を見学させていただきました。麺を徐々に延ばす体験やうどん作りの歴史や行程や工夫などの説明もしていただきました。

初めの長さは30センチほどです。これを徐々に延ばしていきます。ずいぶん長くなりました。今度は、麺の間に棒を入れて分けるようにして延ばしていきます。初めは、麺が切れてしまうのではないかと心配でおそるおそるやりました。麺の太さを均等にするには、ぐっぐっと思い切りよくやることも大事です。でも、やっぱり、おそるおそるになってしまいました。

ずいぶん長くなりました。みごとな手つきです。

先生も挑戦しました。難しい。

味に関係ないところは、機械でも延ばします。均等に延ばすことができるそうです。

手延べ麺の歴史や行程など説明していただきました。朝3時に起きて、仕込みにかかるそうです。延ばして、乾燥させるまでの時間を考えると、朝早くの仕事開始になるそうです。

麺はねかしておくと、粘りがでて、ほら、こんなに長く延びます。

その秘密は、小麦粉がグルテンというものに変化したことによります。グルテンを触るとグニュグニュして、ガムのようでした。

初めての体験でした。手延べ麺についてしっかり学習できました。ありがとうございました。