9月9日(火)

油ヶ淵の水質を調べよう-5年ー

5年生は総合学習で、学校の近くを流れる半場川の水質調査に取り組んでいます。今日は、半場川の終点の油ヶ淵のようすや水質を調べました。油ヶ淵漁業組合のご協力で、船に乗せていただき、湖面から油ヶ淵の様子を観察したり、川を伝って流れ込んだペットボトルなどのゴミが、湖岸にたまっているようすを観察したりしました。船で出発する前には、鯉と鮒の放流も行いました。船に乗っての油ヶ淵の調査に子どもたちは興味津々でした。

装着の仕方の説明を聞いてライフジャケットを付けました。

さあ、乗船です。

漁協の方が、鯉と鮒の放流の準備をしてくださいました。

船が出ます。湖面の観察です。

つりをしている人がいました。鯔がはねてきて、船の中に入ってきました。水の色はこい緑色で泥のにおいがしました。折り返しのところに貯水庫があった。競技用のボートが走りぬけていきました。白い鳥がいました。おじさんが、「小さい島だよ。」といって、草がいっぱい生えた島を指差して教えてくれました。油ヶ淵には、ビニール袋、ビン、ペットボトルなどが多く落ちていました。そのせいで、水も汚れるのだとおもいました。(子どもの感想より)

漁協の方に油ヶ淵のことを教えていただきました

ブルーギルは油ヶ淵の大敵。なぜかというと卵を全部食べてしまうからです。だから、網に入れて卵や魚を守っています。川鵜も同じです。魚は18種類もいるそうです。(子どもの感想から)

油ヶ淵の水の水質検査をしました

パックテストです

パックテストです

透視度を測ります

透視度を測ります

見学を終えて

 前に水質検査をやったときのにおいと色をくらべると、全く違うにおいや色でび  っくりしました。やはり、油ヶ淵に来て発見が多かったです。私は、漁協のおじ  さんの話で、昔はきれいな湖だったと聞き、信じられません。生活排水が流れ  て汚くなったのなら、家庭で使う油などを流さないように心がけたいです。
・ 安城からの家庭のざっぱい水でよごれているといっていたので、家では、「生ゴ  ミは、生ゴミ処理機に入れる」などを必ず守っていきたい。
・ わたしたちも何かお手伝いをして、きれいにならないかなと思いました。油ヶ淵  にタナゴを取り戻したい。ワースト4か5じゃなくて、ナンバー1にしたい。

貴重な体験と学習ができました。 ありがとうございました。