作手野外センターで観察された生き物たち
ゲンジボタル(ホタル科)

 幼虫は、水質階級U「すこしきたない水」の指標生物です。
 幼虫時代にカワニナ類の巻き貝を食べています。
 野外センターの敷地内には他にもヘイケボタルが生息しています。
 7月の終わりはゲンジボタルは、すでにピークを過ぎていますが、このメスはがんばって生きていました。
○撮影:吉田綾子教諭 
ウスバカゲロウの幼虫(ウスバカゲロウ科)

 アリジゴク(蟻地獄)と呼ばれるウスバカゲロウの幼虫です。5年1組の子どもたちが南サイトのテントの下で見つけました。大きなあごをもっていて、巣の中に落ちてきた虫をつかまえて食べます。写真の上にカーソルをもってくると、巣の写真が出ます。(少し分かりにくいかも知れませんが、中央部のぼけたところが凹んでいて、その底に幼虫がかくれています。)
ジグモ(ジグモ科)

 日本蜘蛛学会評議員の緒方清人さんに写真で見ていただき、ジグモの♂であることを教えていただきました。南テントサイトにいました。
○撮影:吉田綾子教諭

作手高原野外センター生き物図鑑のTOPへ