7月28日

 自然教室の初日は、野外センター到着後に雷雨に見舞われて、備品貸し出しや飯ごう炊飯など、その日の予定がどうなるかとても心配されましたが、断続的な降り方の雨の中で何とか行事は進んでいきました。
 この日の夕方、西三河野鳥の会の杉山時雄氏による「野鳥講演会」が管理棟2階にある大広間「セキレイ」で行われました。(下の2枚の写真)
 杉山さんのお話は、1学期から2回目ということもあり、子どもたちともすっかり打ち解けた雰囲気の中で講演会が始まりました。杉山さん自身撮影した美しい生態写真で紹介される作手の野鳥たちのスライドショーと、そのバックで流される「さえずり」を聞きながら、その鳥の特徴や生態などをわかりやすく勉強できました。 


 後半の質問の時間では、1学期に5年2組の子どもたちが書いた野鳥についての質問に杉山さんが答えてくださいました。その中で、いろいろな野鳥についてのどうしてそんなに鳥に詳しいのかとの質問から、杉山さんが野鳥の世界に入った理由などを聞くことができました。

                      バードウォッチング
                                  7月29日                                  


 翌7月29日の朝、5年2組はがんばって早起きして5時からバードウォッチングに出かけました。
 センター管理棟の入り口に巣をかけているイワツバメをはじめ、杉山さんのガイドで野外センターから本宮山の登山道を登りながら、明るくなりつつある夜明けの森を歩いて自然観察を行いました。美しい鳴き声のクロツグミなど、野鳥たちが盛んにさえずる中で説明を聞くことができました。
 少し遅めのオオルリのヒナ(写真右)も観察することができました。うっかりすると知らずに通り過ぎるような場所にオオルリの巣(写真左)があり、これにはみんなびっくり。この朝の貴重な体験は、子どもたちに忘れられない思い出になったことと思います。


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