明治用水会館・深津さんのお話

  9月8日(火)の2時間目、総合的な学習の時間の一環として、明治用水会館の深津さんに「明治用水と上倉用悪水」をテーマに出前授業をしていただきました。

 上倉用悪水の水は、明治用水から引いてきているそうです。
「今池小学校の周りは、昔は全て上倉池という大きな池でした」
みんなはびっくり。
 今池周辺の雨水や、工場の水、生活排水が上倉用悪水に流れていきます。  「川がよごれてしまうと、イネが育たなくなったり、汚れが流れついた海では、魚や貝などにも、よくない影響があります。   「明治用水会館では、明治用水が引いてきている矢作川の森を守る活動をしたり、食料自給率を上げる取り組みをしています」
  質問タイムです。   子どもたちからは、上倉用悪水の全長は何kmあるのか?どんな生き物がすんでいるのか?など、さまざまな質問がでました。   最後に「これからも、おいしいお米や、魚が食べられるよう、川をきれいにしていきたいので、明日の『上倉ごみ拾い大作戦』がんばってください」とおっしゃっていました。

上倉ごみ拾い大作戦

  9月9日(水)の1・2時間目、児童会活動として、「上倉ごみ拾い大作戦」が実施されました。
 4年生は、前日の明治用水会館の深津さんの話を受け、街をきれいにしようとやる気十分でのぞむことができ、たくさんのごみを拾うことができました。

  がんばって拾うぞ!   見えないところにもごみがあるなぁ。   また見つけた!道の脇にもたくさん落ちていてびっくり。    飲み終わったら、ごみ箱に捨ててほしいね。ポイ捨て反対!
  側溝(道の横のみぞ)にも、たくさんのごみが・・・
この水が上倉用悪水に流れるんだよ。
  きれいな街にしたいね。   6年生がリアカーでごみを集めるためにまわってきてくれました。社会で学習したから、ちゃんと分別できたね。

明治用水会館・深津さんのお話を聞き、上倉ごみ拾い大作戦を終えた感想を書きましょう。
 
 
ぼくは、今日の上倉ごみ拾い大作戦をほんきでがんばりました。なぜなら、前の日の明治用水会館の深つさんのお話を聞いて、道に落ちているごみなどが、上倉用悪水に流れたり、体によくない成分が流れ出て、それがイネをからせたり、海に流れて、プランクトンに悪いえいきょうがあることを学んだからです。だから、上倉ごみ拾い大作戦では、道の横や草の中にかくれているごみをたくさんひろいました。街をきれいにして、川の水をきれいにして、おいしいお米や魚を食べたいです。 (児童の感想文より抜粋)